社会起業家とは?

1.社会起業家とは?

社会起業家とは、社会の課題を事業により解決する人をいい、チェンジメーカーと呼ばれることもあります。 例えば、環境問題、貧困、子供、地域の問題などをベンチャービジネスやNPOの形で解決使用とする人のことです。
世界的に有名な社会企業家としては、バングラディシュで小口の融資を行い、貧困層・女性の自立を助ける事業を行っているグラミン銀行のユヌス氏がいます。ノーベル平和賞も受賞されました。
社会起業家のことをソーシャル・アントレプレナーと呼び、その事業のことはソーシャルビジネスと呼ばれることもあります。最近では日本でも社員食堂の社食を利用して発展途上国に寄付を行う事業や、病時保育などの事業で、日本でも著名な社会起業家が生まれつつあります。まだまだ日本においていは社会起業家をサポートする仕組みや情報が不足しているのが現状ですが、現在の日本社会の価値観の変化を考えると、今後は、社会起業家を目指す人が増えてくるのではないかと思います。

2.社会起業家の2パターン

(1)企業
ベンチャービジネスとして、企業として事業を行う。資金源は株主からの出資や金融機関からの融資になるので、継続的に収益を上げ、配当やIPO(株式公開)などの形で株主に報いたり、得られた収益で融資を返済していくことが必要になります。 もちろん個人の資金のみで事業資金をまかなえれば良いですが、規模の拡大には外部調達が必要となります。
ただし、IPOをして上場企業となった場合、当初の善意の株主だけではなく、一般株主の加わるので、高成長と株主還元が要求されるようになるため、今のところIPOは現実的な選択肢ではないでしょう。未上場のまま、配当で報いるのが現実的、且つ長続きする方法です。

(2)NPO
NPO(特定非営利活動法人)として、事業を行う形も一般的です。現在の日本の社会起業家にはNPO形式が多いと思われます。 NPOの資金源は会費・寄付金・場合によっては助成金を得ることも出来ますので、企業形態のように収益の還元を求められることがないのが特徴です。