【マネーの公理・感想レビュー】株初心者におすすめの本

原油暴落に始まりコロナ不安と拡大で株価が大暴落して半値戻しという段階。個人的な理解は原油暴落→コロナ暴落→追証発生→株、債券、金、全て投売りしてドルに換金→一時的な円高で101円台→政府の資金投入→一旦底を打って株、債券、金が回復→為替も108円前後で安定って感じ。一服中だけど原油回復がないと完全に戻ったとは言えないという状態です。

この段階で買えなかったので取り逃がした感強いですが、まだ二番底あると思ってます。仮に高値更新を伺う展開になったら危険回避できたポジティブに考えて別の機会を待ちます。今は暫くやる事ないので最近読んだ本の備忘録しとく。

タイトル「マネーの公理」
初心者~中級者で投資額1000万以内、ある程度リスク許容度がある人が対象におすすめ。リスクなしにリターンはない、誰もが理解済みのトレードオフについて確固たる信念がある人は対象外です。

心に留めて噛みしめたい11の公理

①ある程度リスクにさらす
②常に早く利食え(十分な金額に達した場合、強欲に負けるな)
※予めどれだけの利益がほしいか決めておいて、手に入れたら投機から手を引く
※終わりを納得させる方法は自分に褒美を設けること
③船が沈み始めたら、早めに飛び降りろ
※10~15%損が出たら損切りするなど
④小さな損失は潔く受け入れろ
※未来の予測はわずかでも信じるな
⑤必勝法は存在しない、お金の世界はカオスで混沌としている
※歴史は繰り返すはめったにおきない
※チャート相関、因果関係、ジンクスは全て偶然で次もそうなるとは限らない
⑥機動力を失うな
※根をおろすな、執着するな、より良い投資先が見つかったら迷わず乗り換えるべき
⑦直感について
※その分野に精通してるか自問、直感が説明可能なのか
※願望を約束するような直感には要注意
⑧迷信や占い、宗教やオカルト
※合理的な分析がどうにもならない状況で使う程度
⑨楽観と悲観
※最悪に対処する技術=自身を探せ
※楽観は判断を誤らせる原因にもなる、慎重に俯瞰せよ
⑩大多数の意見は無視しろ
※自分の答えを探せ
⑪計画について
※将来は誰にも分からない、確信をもつな
※唯一の長期計画は金持ちになる意思だ

投機は三つ以下

①米国個別株
②日本個別株
③仮想通貨

乗り越えるか共存したい心理的ハードル

後悔の恐怖
投資の一部を断念せざるえない
自分の間違いを認める難しさ

事実

株価は需給によって決まる
人々が見通しが明るいと考えれば上がり、心配、失望、恐れを感じれば下落する
経済指標は人々の感情を掻き立てる最終結果
運こそが投機の成功を分ける強力な要因

学び

チャンスだと思って「こうなったら買おう」では遅い、リスクに納得できたらすぐ飛び込め
最悪の事態に進んだ場合に、どう行動するのか備えておけ

常に自問せよ

「その投資を、いま初めて行うとしても、同じようにお金を投じるだろうか?当初に設定した手仕舞いポイントに向かって、順調に価値を増やしてるだろうか?」

今気になってる銘柄

1655 iS米国株
1671 WTI原油
4480 メドレー
6034 MRT
3694 オプティム
9202 ANAホールディングス
9201 日本航空
TMO サーモ・フィッシャー・サイエンティフィック
XOM エクソンモービル
TSLA テスラ