東南アジアのボルネオ島はほとんどが熱帯雨林で、自然がたくさん!ボルネオ島の玄関口コタキナバルからできる大自然満喫ツアーの中から、マングローブの森・カヤック体験に行ってきました~!
カヤックでマングローブの森と蛍鑑賞ツアー
カヤックツアーは、大きく分けて2種類あって、「マングローブの森周辺のもの」か、「近隣の離島周辺のもの」どちらかお好きなほうを。今回は、マレーシアならではのマングローブの森を選びました!
現地ツアーはいくつかあるので、ホットホリデー、VELTA、H.I.S、JTBなどサイトをいろいろ見ました。今回H.I.S.で予約。その中からカヤックツアーを選択!同じツアーを各社が取り扱っているので、基本的には価格も同じですが、一部のツアー会社でほんの少しだけ同じツアーの料金が高いところもありましたので、価格比較は行ってください。
ツアーは基本的に混載ツアーです。送迎バスは、14時~15時に間に順次有名ホテルの入口を回り、参加者をピックアップしていきます。
現地ツアーの集合場所は?
今回宿泊したハイアットは送迎があったので、部屋から降りてくるだけでよかったのですが、あまり大きめのホテルに宿泊していない場合は、いくつかある大きめのホテルのロビー集合を指定されます。
今回はラッキーなことに、参加者は私たちのグループの2人だけ!ロビーでは日本語が話せるガイドさんと挨拶し、早々に用意されたミニバンに乗車。コタキナバル市外からバスで約40分のカヤックポイントへ移動です。
カヤックポイントは、コタキナバルから北上していくイメージらしいです。市街地から少しずつ田舎な街並みに・・。午前中の疲れもあってウトウト・・。
ガヤン村のカヤック乗り場に到着!
出発から30分ほどのところで目覚めると、田舎の住宅街という雰囲気になっていました。
そして到着!ガヤン村というところ。
ここで、ティーブレイク。おそらく一般家庭ですが、カヤック客の出発ポイントのような場所を提供しているような感じで、家の前に大きなテラス?のようなものがあり、そこから川に降りられるようになっていました。
家のテラスに立っているガイドさん↓
川を望めるテラスでサバ茶(SABAH TEA)と呼ばれるお茶と、伝統菓子をいただく。
サバ茶とマレーシアの伝統菓子↓
ふわふわの蒸しパンとカステラの中間ようなものでした。甘すぎずおいしかったです。さて、つかの間のリラックスタイムの後、いよいよカヤックへ!!
リアルガチ川でカヤック体験!
川へ降ります。そして、すぐにカヤックへ乗り込む!正直、オールの持ち方と、こぎ方を一言二言教わっただけ。ものすごい不安です!!
しかも、ひっくり返る人っているんですか?と質問したら、いますよ~(半笑いで)そりゃ不安だ。
万が一ひっくり返っても大丈夫なように、ライフベストはしていますが、カヤックはリアルガチの川でするので、携帯電話を持っていこうにも、落っことしたら拾えませんから。防水で、首にぶら下げておいたりでもしない限り、初心者の方が持っていくことはおすすめしません。
私は、ツアーガイドさんにiPhoneを預けました!でも今思えば、そのガイドさんだって万が一ひっくり返ることもないとは言えないんだよなぁ。その時は絶対大丈夫と信じて疑わなかったけれど、やっぱり、誰が持とうと、万が一の時でも体から離れない対策をするべきです。
さていよいよ出発!16時頃だったかと思います。日が傾きかけていい感じ!そ~っとオールで漕いでいきます。川面が波打つとカヤックがゆらゆら・・・(;´Д`)怖い・・・!
カヤックの中は泥が入っていてきれいじゃなかったけど、足をしっかり延ばして、カヤックの両サイドに突っ張る感じで体を固定させたら少し安定してきました。
いよいよ大海原(川)へ!
そのまま川の真中へ!気持ちいい~~~!
少しコツをつかんで調子に乗ってきたところ、モーターボートが脇を抜けていったのですが、ゆれる~~~~~~~~!
かなり広い川幅ではあったのですが、ゆらゆらゆらゆら・・!!!!ボートが来たときは止まることに。そうして進んでいくと、マングローブの森が見えてきました~。
正確には川の反対側はずっとマングローブの木だったのですが、なかなか反対側には近づけず。海につながっている川なので、満潮干潮があるようで、夕方は干潮に。
もう少し水位があるときに見たかったのですが、午前中の満潮時は船の往来がかなり激しく、カヤックが揺れてしまって難しくなるので、夕方のツアーが多いそう。
夕方は橋の欄干から釣りをする人々と、たまに何のためか横切るモーターボート以外はなく、景色もばっちりでした!
ラッキーな私たちは2人だけだったので、かなり時間を気にせずのんびりカヤックを堪能できました!1時間30分位、川にいたんじゃないでしょうか?
最後にカヤックを降りたときにいた変な生き物。
なにこれ。
マレーシアの家庭料理バイキング
その後、最初のポイントに戻って、夕飯。
出発ポイントの民家のテラスで、バイキング形式で好きなものをいただきます。この家のお母さんと思われる方と娘さんと思われる方2人で料理をたくさん運んできてくれました。辛いものはなく、カレーや炒め物、揚げ物などなど。食べやすくておいしかったです。
蛍鑑賞ツアーでたくさんの蛍を見た!
40分ほど料理を堪能した後は、船に乗り換えて蛍鑑賞ツアーへ!!
蛍鑑賞ツアーは、他のツアーのお客様と一緒。さっきカヤックで行き来した川をもっと奥に入ってきます。家屋もなく、真っ暗な中、小さな明かりを頼りに進みます。
途中でふわっとホタルが!こんなあっさりみられるものなのか。懐中電灯の前で指をひらひらうごかして点滅させると、蛍が仲間だと思って寄ってくるんですって。
船に蛍が入ってきます~!すごい!ティンカーベルみたい!!!と、感動。しかも、思ったよりたくさんいるんです!!
どうやら、私たちの乗ったボートはその日の最後の蛍鑑賞ツアーだったので、もう何隻もの船が入ってしまって、蛍が少なくなっているかも~といっていたので、1番乗りだったらもっとたくさん蛍が見られるのかもしれません。
ちょっと喋りがうるさい若者がいたので若干興ざめでしたけど、蛍がこんなにたくさん見られるなんて思わなかった、位たくさん見られたので、とってもおススメです。
写真に残せなかったのが残念~~。でも、そのくらいほのかな光なので、もう肉眼で見るしかないですね。30分程度で蛍鑑賞ツアーは終了。ホテルまでの車は、眠りこけてしまいました!カヤックは運動ではないと思っていたけれど、かなり腕と腹筋を使うので、疲れたようです。
とはいえ、マレーシアのあまり手の付けられていない自然を堪能することができました!カヤックと蛍のツアー、おすすめです!
ちなみに、テングザルですが、ラッキーだったらカヤック中に遭遇できるらしいです。私たちは鳥だけ遭遇しましたが、ぜひお会いしたかったな。また次回ですね。