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インターネット広告・通販市場規模データ

インターネット広告・通販市場の規模2014~2015

はじめに

インターネット広告と通販、EC市場の規模、メディアの特性をまとめました。

— TK

企業のインターネット広告の実施状況

実施したインターネット広告の上位5種類

企業におけるSNSの活用状況

企業におけるSNSの活用用途

大根切りすると検索連動、WEB広告、SNS(facebook、twitter等)を上手に使ってトラフィックを増やすパターンが多くみられるが、最近では+αビデオ(youtyube等)が増加中だ。まだSNSから上手にアクセスを増やしてる企業が少ないのがこのグラフからは読み取れます。

また最近ではアプリのプッシュ通知が当たり前になってきたが、メルマガのような既存顧客への広告はまだまだ有効性が高い媒体という事も注目したい。

生活上でのアウトドアメディア

  1. 自宅…オリコミ、ダイレクトメール、フリーペーパー、ポストイン、通販、電話帳、バス、電柱
  2. 自宅周辺の街…ボード、ファミリーレストラン、ファーストフード、CVS、GMS、塾、ガソリンスタンド、ショッピングセンター、カラオケ、レンタルビデオショップ
  3. 交通・移動…大型ボード、高速道路、ガソリンスタンド、駅貼り、駅ビジョン、駅構内看板、中吊り、まど上、ドア横、ステッカー、広告借り切り電車、電車内ビジョン
  4. 勤務先…フリーペーパー、オフィスサンプリング
  5. 勤務先周辺…サイン、看板、イベントスペース、ビル壁面、ネットワークリースボード、大型ビジョン、アドトラック、シネアド
  6. 施設…商業施設、スタジアム、空港、多目的ホール、遊園地
  7. 学校…学校系ネットワークボード、サンプリング

例えばJR山の手戦シングルB3(平日)の中吊り広告、2日2800枚なら2100000円。渋谷駅前の109フォーラムビジョンで1週間、15秒を60回なら79800円といった具合になる。仕様、条件は別途お問い合わせして確認して下さい。

通販市場規模推移

日本通信販売協会(JADMA)によると、平成5年に33600(億円)から平成14年には61500(億円)と倍近く伸びている。

小売業における通販のシェア推移

小売市場に伸び率に比べ通販市場は倍近くの伸び率。

分野別BtoC市場規模

2014年の経済産業省データより抜粋したものを紹介します。

物販系 EC市場規模(億円) EC化率(%)
食品、飲料、酒類 11915 1.89
生活家電、AV機器、PC周辺機器 12706 24.13
書籍、映像、音楽ソフト 8969 19.59
化粧品、医薬品 4415 4.18
雑貨、家具、インテリア 11590 15.49
衣類、服装雑貨等 12822 8.11
自動車、二輪車、パーツ 1802 1.98
事務用品、文房具 1599 28.12
その他 2227 0.56
合計 68043 4.37
サービス系 EC市場規模(億円) EC化率(%)
旅行サービス 26304 -
飲食サービス 1764 -
チケット 3300 -
金融サービス 6318 -
その他 7131 -
合計 44816 -
デジタル系 EC市場規模(億円) EC化率(%)
電子出版 1276 -
有料音楽配信 437 -
有料動画配信 630 -
オンラインゲーム 12045 -
その他 723 -
合計 15111 -

通販商品カテゴリー別売上推移

以下資料は富士経済よりの抜粋です。

カテゴリー 10年(百万円) 11年(百万円) 12年(百万円)
食品・産直品 600400 815000 1250750
健康食品・医薬品 588750 682300 744800
化粧品等 650650 726100 765050
生活雑貨 463450 547450 827050
アパレル 1281800 1534500 1748550
家電・PC 1083350 1046350 1207350
書籍・ソフト 606200 755350 966100
その他 599550 716150 1090850

通販メディア形態別売上推移

以下資料は富士経済よりの抜粋です。

形態 10年(百万円) 12年(百万円) 14年(百万円)
通販市場全体 5874150 6823200 8600500
カタログ通販 1368050 1358550 1370600
テレビ通販 496750 503100 532350
ラジオ通販 22000 20300 20500
EC 3841150 4798800 6533400
その他 154400 142450 143650

通販メディア形態別の販売金額と構成比

以下資料は富士経済よりの抜粋です。(百万円)

カテゴリー カタログ テレビ ラジオ PC スマホ モバイル その他
食品・産直品 206000 36100 3700 634000 92000 18000 66000
健康食品 315000 140600 2500 195000 31400 5600 2000
医薬品 6500 4500 850 5000 2100 200 -
化粧品 204500 64300 1300 221500 60000 7500 2700
美容健康器具 22000 35300 1200 89500 25000 1900 1000
生活雑貨 96700 34300 2350 420000 100000 21000 14000
インナーウェア 48100 12200 50 139000 70000 6000 8900
アウターウェア 159500 45000 380 383000 185000 20000 29800
服飾製品 49300 41500 1170 165000 60000 5000 6000
ベビーキッズ 20000 550 - 40000 15000 2000 1300
家電製品 49000 62500 4200 560000 100000 14000 350
パソコン 10400 4250 1000 290000 50000 4500 750
書籍 6300 150 150 218000 72000 10000 -
音楽ソフト 900 1000 150 75000 18000 7000 -
映像ソフト 5000 6000 200 307000 90000 15000 250
家具寝具インテリ 90000 22900 900 221000 60000 4000 6800

商品やターゲットに応じて選べばいいが、いう間でもなくスマホ構成比は今後も増加していくだろう。通販市場はアマゾン、楽天、ヤフーなどの大手が存在し、後発は難しいのでは?との印象はあるが、市場全体は更に今後倍になる事が予想がされる有望な市場だ。

通販展開メディアと特徴

形態 特徴 獲得ターゲット
テレビ レスポンスに即効性がある。 朝:50歳以上/昼:50歳以上の女性/深夜:若年層
ラジオ パーソナリティの信頼性や表現力がキモ。 AM朝:50歳以上の男女/AM昼:35歳以上の男女/FM昼:30~49の男女
新聞フリーペーパー 地区、朝、夕、曜日、サイズ、紙面、色の選択肢が広い。 朝刊:40歳以上の男女/夕刊:主婦/フリーペーパー:女性
チラシ 到達コストは新聞より高いが、コンテンツの内容いよってCPRの低下が見込める。 主婦
雑誌 一般的にCPR、CPOが高く、リピート性の高い商品で点かい、高価格帯の商品に向く。 媒体別のターゲット
インターネット コンテンツ作成の自由度が高い。技術的な進歩により多用な展開が可能になった。ECサイト、モール等との連携により効果的に売り上げを拡大できる。 若年層からオールターゲットへ(50代の利用率も90%を超える)
ダイレクトメール リピート、クロスせる獲得の為の代表メディア。 既存顧客
カタログ 自社メディアの代表格。総合、季節、ジャンル別など、制作効率が減少傾向にあり、EC対応強化の方向にある。 既存顧客

通販展開メディアと特徴

日本のテレビショッピングは1971年に始まり、その後様々な形が生まれてきた。近年では利用者も増加し認知が高まってるが、出稿形態が特殊で新規に参入するのが難しい分野。

種別 形態 放送時間 商品数 特徴
番組 専門チャンネル 24時間 多数 専門キャスターとメーカーとの掛け合いによるスタジオ番組
番組 ホームショッピング 30分、60分 7~15 タレントと商品紹介者との掛け合い、スタジオ観覧者のリアクション
番組 インフォマーシャル 30分 1 商品特徴、機能にフォーカスし、体験談を織り交ぜ、多様に繰り返し説明
スポット スポット 60、90、120秒 1 商品特徴、機能にフォーカスし、体験談を織り交ぜ、多様に繰り返し説明

おわりに

近年、ネット広告市場は2016年に1兆円越え、通販市場は伸び続けており2020年には20兆円越えともいわれます。ますます、効率さと便利さが加速しそうですが、常に「世の為、人の為」がバックグラウンドにあるサービスが増えていってほしいですね。

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