世界遺産認定を受け外国人登山者も沢山増えてきた富士山に、
一度は登ってみようと2016年7月初旬、富士登山行ってきました。
富士登山スケジュール
ざっくり富士登山のタイムスケジュールはこんな感じです。
12:00 5合目 出発
17:00 8合目 山小屋トモエ館 到着
02:00 8合目 山小屋トモエ館 出発
04:30 御来光 お鉢めぐり～剣ヶ峰登頂
07:00 下山開始
11:00 5合目 到着
富士登山 5合目まではバス
5合目まではバスで移動します。
ここで昼食を取ったりバスに残す持ち物と登山用の装備を分けて持ちます。雨具やライト、アウター、携帯食、酸素、薬、お金など忘れ物がないか装備を確認します。
服装はTシャツにカーゴパンツにハット帽子です。
沢山のツアー客や外国人などいますので、予め荷物は分けておきましょう。
ちなみにこの先のトイレは有料なので済ませておくといいですね。
そして神社で安全祈願し登山証を貰って12:00出発。
富士登山 吉田口登山ルート
我々は吉田口ルートで登りました。
富士登山当日の天候が晴天で良かったので、6合目、7合目あたりまではハイキング気分で歩いていけます。景色も良くとても気分爽快です。
大股で歩くと疲れます。
コツとしては歩幅を小さくすると膝への衝撃が和らぐと教わりました。
遅れをとっても決して人と競争せず自分のペースで一歩一歩進みましょう。
無理すると体調を崩す原因にもなりますから。
途中トイレが200円かかるので、小銭は必須です。
しかし田舎の無人野菜売り場みたいものなので、お金がなくても使おうと思えば使える。そこらは大人の対応をしましょう。
6・7合目あたりから肌寒くなり長袖シャツを重ね着しました。服装はハットに半袖Tシャツ、長袖シャツ、カーゴパンツといった感じ。
疲れたら休憩しながら、みんなで声を掛け合いながら進みましょう。
8合目も近くなるとゴツゴツした岩も増え四つん這いで進む箇所も出てきます。さらに靄が増して小雨も降り出したので雨具を重ね着しひたすら登ります。高山病は大丈夫でしたが頭痛が続きまして辛いっちゃ辛かった。
富士登山 山小屋トモエ館
17：00前に山小屋トモエ館に到着。
夕食を取ってタコ部屋で02:00まで仮眠タイム。
山小屋料金なのでポカリやコーラなどジュースが500円。食事はカレーが1200円など高いので荷物になっていい人は事前に用意しとくといいですね。
あっ、天候が荒れてきて頭痛もあり写真を忘れたです…。
ここで頭痛が常にあり気分が悪くなり寝られない…。しかも3畳ほどのタコ部屋の密閉感が閉所恐怖症じゃなくても息苦しい、結局最後2時間だけ寝れて市販の頭痛薬を飲むことに。
山頂へのアタック時の服装はTシャツと長袖シャツにユニクロのダウン、手袋、レインウェアを重ねて寒さ対策は問題ありませんでした。下はカーゴパンツにレインパンツ。夜中なのでヘッドライトを装着して万全です。
富士登山 山頂到着
8合目から山頂まで通れる道が狭く人が多いので多少渋滞します。進んでは止まりを繰り返すので初心者にはいい休憩になります。
ようやく日の出前に山頂へ到着しました。
ところが霧で御来光諦めモードへ。
しかし、一瞬だけ御来光が見れ周囲から歓声が起きました＾＾
ほんとっに一瞬、3秒位でした。
お鉢めぐり、剣ヶ峰登頂も達成！
霧に覆われて植物もなく死の国みたいな感じ、風を遮るものがなく強風に少ない体力を奪われます。
富士登山 下山へ
下山は時間をかけずに一気に下ります。
霧を抜けると天気に恵まれてました＾＾
足元の砂や小石が靴に入ると非常に歩きづらくなるのでゲーター・スパッツ対策を。靴ひもは結び直しておきましょう、隙間があると足の指を痛める原因になりますし何度も転倒しかけると思います。
途中で服を一枚づつ脱ぎながら疲れもあり、ひたすら無言で進みます。
無事5合目へ到着すると下山も達成ですね。
登山用荷物はここから自宅へ宅急便で送る事も出来ますよ。
あとがき
日焼け止め使わなかったのでTシャツとの境が真っ赤です。
下山で足の小指の爪がやられました…。
青紫色の内出血。これでもかという位に下山時は靴ひもを締めた方がいいとの事です。
普段運動しない人は筋肉痛で暫く階段が辛いかもですが、富士山は初心者でも十分登れる山だと思いますね。
一つだけ不思議な事に、富士登山は消費カロリーが5000kcal前後との事で、帰って体重計ったら何故か微妙に増えてました。。。
それでも貴重な体験できたと思います。
でわでわ。