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昭和シェル石油との合併反対に思う 創業家 出光佐三の精神

   

石油元売り2位の出光興産の創業家が、6月28日の株主総会で業界5位の昭和シェル石油との合併に反対を表明しましたね。

その合併反対の理由の一つに両者の企業体質の違いがありました。
これが海賊と呼ばれた男を読んだ人にはグッときたんじゃないでしょうか。

創業者 出光佐三 5つの主義方針

・人間尊重
・大家族主義
・独立自治
・黄金の奴隷たるなかれ
・生産者より消費者へ

ニュースによると…

出光創業家は合併など重要な議案に対して、拒否権を発動できる三分の一を超す33.92%の株式を保有している事から、両者の合併が実現するかどうかは見通せなくなりました。

創業家は合併に反対する理由として、両者の企業体質が異なることや、それぞれが緊密な産油国のイランとサウジアラビアが対立している事を上げています。

一方、出光は昭和シェルとの合併協議についてグループの持続的な成長の為には経営統合は最善の策だとしており、創業家を説得する考えを示しています。

この合併が実現できなければ国内の需要が低迷してるために、避ける事ができない石油業界の再編が停滞する可能性があるという。

現在はグローバル化で国境がなくなり金儲けの効率化が進みました。

時代の移り変わりとと言えばそうなのかもしれません。ビジネスの事はよく分かりませんが、経営陣が会社の生き残りを考え最善の方法と判断した事なんしょう。

寂しい気がするのは創業者の精神を失いつつある事です。

創業者である出光佐三は20代前半で会社を興してから株式上場してません。

会社とは誰のものでしょうか。

出光佐三は会社は株主のものではなく、あくまで従業員達のものだと言い切ります。顔も知らない見ず知らずの株主が会社の持ち主というはおかしいというですね。

ところが株を公開しないとやっていけないという事で90年代に出光も公開します。

そして現在は組合の問題もあります。

出光佐三の考えは労働者と経営者は敵対するものじゃない。
共に戦う者同士という考え方であるという事であると言います。

その為、タイムカードにあたるものがなかったし、定年もなかった。
やる時はやってくれ。しんどい時は休めばいいのである。

現在でいうとgoogleがそんな感じでしょうか。

創業者の精神を上手く引き継いでくれれば魅力的な会社になるかもしれませんね。

編集後記

日経を騒がしてる出光創業者の出光佐三をモデルにした百田尚樹氏のベストセラー本に「海賊と呼ばれた男」があります。

出光は出光佐三という傑物が明治の頃に作って一代で成し遂げた大きな会社です。民族資本の会社でしたが、昭和20年代当時の日本には石油がまったく入ってきませんでした。

セブン・シスターズ(Seven Sisters)が世界の石油業界の80%の石油を占め、石油を手に入れるためにはセブンシスターズと取引するほかない状況であります。ちなみに7つともに民間石油会社です。

その為、多くの石油会社が株式の半分近くをセブンシスターズに売ります。
そうして手を組まないと石油が入ってこないからです。

出光佐三は日本の石油会社が全て外資に乗っ取られたら、戦後の復興は外資の石油会社の思うままになってしまうと危機感をもっており外資に屈せず戦い続けました。

これが日章丸事件へと繋がっていくわけです…(詳細は海賊と呼ばれた男で。日本人の誇りを貫いた男の生涯です。)
読むと一気読み間違いないです。

でわでわ。

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